さて ルミックスLX100をシェイクダウン

このカメラはマイクロフォーサーズの撮像素子に 明るい標準ズームを搭載して 登場時は話題になりました。

マルチアスペクト機で、現行のパナソニックとオリンパスの機種が「上下をカットしてアスペクト比を変更する」のに対し、このLX100は「対角画角が一定になるようにアスペクト比を変更」します。

ちょっとわかりにくいですね。言い直しますと
1. 現行のマイクロフォーサーズ機はパナソニックもオリンパスも4:3画面を16:9画面にした場合
上下が切り取られ 水平方向には写る範囲が変わらない。
(つまり上下が狭くなるだけ。当然画素数もそれに比例して減少する)
例えば 4:3で16百万画素あっても 16:9で撮影すると12百万画素しかありません。画素数は25%減少します。

2. LX100の場合 4:3画面を16:9画面に変更すると、上下は勿論狭くなりますが 左右の写る範囲は広がります。
LX100はもともと4:3で1280万画素しかありませんが、16:9に変更しても約11百万画素とそれほど画素数の変化(減少)は大きくないのです。

私は「横位置は16:9、縦位置は4:3」で撮影するので、画素数が大幅に変わるのは好ましくない。その点でLX100はなかなか自分の要望にかなっています。



さて 使用にあたってまずは時計の設定、ううむデフォルトが2014年1月1日かぁ。。。

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使用するにあたって 液晶に保護フィルムを貼ります。
パナソニックのデジカメの液晶は ある年月がたつと急激に表面の(反射防止?)コーティングが剥がれるようで かなり見苦しくなります。
なので保護フィルムを貼るのですが、清貧生活故に百均のスマホ用保護フィルムを切って貼ることにします。
このカメラでは関係ないのですが、スマホ用の保護フィルムなのでタッチ操作にも対応しています。
カメラの背面液晶に貼る場合フィルムの短辺がちょうど背面液晶の長辺に相当する長さのものがあるので(5インチ用) それを半分ほどに切って貼るだけです。
1台分50円+消費税です。

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貼っただけでは周囲から剥がれてきますので 黒いシュアテープで押さえます。
下辺の貼り方が少し雑ですね。このあと貼り直しました。

このような作業には カモ井加工紙のmt photoテープが重宝します。
私はヨドバシカメラで買いました。1巻900円ほどですが
このような作業に使うだけなら一生かかっても使いきれません (-_-;)
粘着力が強力なのに剥がした後粘着剤が残らない、貼り直しが効く、
薄い紙なので凸凹したところにもうまく密着する....と優れているのです。

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次にパナソニック純正の自動開閉キャップ。便利です。
真上から見るとレンズと一体化して違和感がありません。

さてLX100は実際に手にとって見ると とても小さい。小さすぎていささか持ちにくい。
右手の薬指と小指を折り曲げないともてません。つまり薬指と小指は
カメラを保持するのたいして役に立っていないのです。

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そこでいつものように木製グリップを自作します。
これでがっしりホールドできるようになりました。



このカメラは 私の大好きなレンズシャッター機で、メカシャッターの最高速は1/4000秒です。
うんと昔のレンズシャッターは1/500秒がせいぜいなので、随分と進化したものです。
で、更に電子シャッターで1/16000秒まで可能で、メカシャッターとシームレスに連動させることが出来ます。
晴天屋外で このレンズの開放F1.7で使用した場合 1/4000秒を軽く超えてしまうことがありますが
その場合自動的に電子シャッターになるので、使い勝手がいいのです。

レンズシャッター機なので、当然ストロボは全速度同調します。ただし このLX100は小型化するために
ストロボ非搭載なのです。残念な点の一つです。更に別売りで LX100とは別に購入しなくてはなりません。

もう一つ残念なことは 背面液晶が固定で ティルトしないのです。さらにタッチ液晶でもありません
LX100を発売する頃にはもうパナソニック機にはタッチ液晶は搭載されていたのになぜこのカメラでは省略されてしまったのでしょうか?

まあそれ以外は パナソニック機の常で 使い勝手は良好です。
背面にある3個のファンクションボタンには それぞれ自分の好きな機能を割り当てる事ができます。

このLX100のバッテリーは、GX7Mk2と共通です。さらに型番は違うのですが 実質的にGF3/GF5のバッテリーとも相互に使用することが出来ます。
GX7Mk2は本体充電が可能な代わりに充電器がついていないので、このLX100の充電器を用いることが出来ます。

パナソニック機には珍しく PSAMのモードダイヤルがなくて レンズ部分に絞りダイヤル、本体にシャッターダイヤルがついています。
両方をAにしておくと プログラムモード、どちらかをAから外すと、絞り優先モードやシャッター優先モードになります。
絞り優先モードで撮影することが多いので この仕様は割りと使いやすいです。

レンズは35ミリ判換算24~75ミリの画角、明るさは一定ではなくて 広角端でF1.7と明るく、望遠端でもF2.8です。
パナソニックでもオリンパスでも マイクロフォーサーズ用のズームでこんなに明るいものはありません。
では レンズの絞り目盛りをF1.7のまま望遠側にズームしていくと どうなるのか?
当然 F2.8まで実際は変化するのですが、F1.7~F2.8の間はレンズ目盛りの設定とは無関係に その焦点距離での開放値になります。
F2.8より大きな値に設定した場合は、その値まで勿論絞り込まれます。

なかなか合理的な仕様なのです。なんで富士フイルムのXマウント機でこの仕様を取り入れないのか首をひねります。

4K動画撮影可能です。試してみましたが なかなか高精細な動画品質です(ただし30fpsですが)。
ただ手ぶれ補正の性能はあまり高くないので、カメラを動かしながら撮ると見苦しい画面になります。

EVFは倍率は低めですが GX7Mk2よりはまともな出来です(というよりGX7Mk2のEVF光学系 なんであんなに酷いんでしょうか?)

起動やズーミング、再生への切り替えは割りとゆったりで、迅速動作が多いパナソニック機の中では異質です。諦めるしかありません。

レンズの描写や画質については 稿を改めて述べたいと思います。

小さな不満点はありますが、なかなか気が利いたカメラで気に入りました(^^)



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by hirosalgadou | 2018-01-04 23:59 | デジタル一眼 | Comments(0)

撮影機材好きおじさんの独り言です。


by hirosalgadou