人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる

小生が持っているのは ミノルタCLEとキットになる「後期型」のMロッコール90ミリです。
ライツミノルタCLとキットになる「前期型」とは外観もレンズ構成も異なります。

ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09280010.jpg

ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09270703.jpg

金属外装、とても細身でソリッドな外観です。基部が一番太い。
経時劣化もなく 今でもピントリングも絞りリングもスムースに動きます。
安っぽい動作感触の最近のAFレンズとはまったく異なります。

全長67mm (フランジ面からレンズ先端までは60mm)
最大径51mm(レンズ基部)、ピントリング径は48mm、
重量 246g、最短撮影距離は1mです。


銀塩時代も好評価のレンズでしたが デジタルで使用しても安定した描写です。


ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09335392.jpg
ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09340500.jpg

弱点は逆光に少し弱いことでしょうか。
シャープさにおいては 自分には極めて満足できる水準です。
発色も地味にならず 鮮やかな被写体は鮮やかな色で再現します。


ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09350976.jpg
ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09345542.jpg
最近は「ボケが大きくないと優秀なレンズではない」というような
論調も見られますが、小口径のこのレンズでも寄ればそれなりの
ボケが得られます。何より開放からシャープなので絞りを開けて
使用できるのが このレンズのメリットです。
ボケのスムースさも満足できる水準です。

ミノルタの名玉・Mロッコール90ミリF4をソニーα7IIで使ってみる_f0381792_09364267.jpg
とはいえ このレンズが得意とするのは、克明な描写でしょうね。

細くて 全長も短いのでバッグの片隅に押し込んで旅行に持っていくのにも
適しています。




by hirosalgadou | 2018-04-14 09:41 | レンズ | Comments(0)

撮影機材好きおじさんの独り言です。


by hirosalgadou