共通点
2016年 06月 15日
ニッコール50ミリf2
ニッコール24ミリf2.8
ニッコール105ミリf2.5
どれも「同一スペックで 2代目の光学系」という点が共通しています。つまり先代の光学系モデルがあり、それを改良して登場したものなのです。
MF時代のニコン光学設計陣には凝り性の設計者がおられたようで、いったん世の中に出したレンズの性能に満足せず、スペック上は同じでも光学的に改良したモデルを追及したものがニッコールには見られるのです。
そのためもあってか この3本はどれも安定した鮮鋭な描写をします。
おのおののレンズについての記事は↓をご覧ください。
ニッコール50ミリf2
ニッコール24ミリf2.8
ニッコール105ミリf2.5
まあ初代の光学系だってそれほど悪くはないだろうし、不完全な部分も描写の味として楽しめれば それもありだと思います。
「2代目を求める方がお勧め!」という点では24ミリf2.8です。初代も2代目も持っていますが、2代目のほうが全般にコントラストの高い鮮鋭な描写をします。銀塩フィルムではその差はわかりづらいかもしれませんが、デジタルでははっきりとわかります。広角レンズでは少しあいまいな描写の味などというものより ひたすらシャープな描写を自分は好みますので、この点で2代目(AiおよびAi-s)がお勧めです。
もう手元から離れましたがFマウントニッコール初期のズームレンズ 43-86ミリf3.5も2代目は初代と比べて光学性能が大幅に向上しています。これはニッコール千夜一夜でも取り上げられています。
ヨンサンハチロク
ヤフオクでも時々出てきますので ゆるゆる描写が好みの人は初期型、かっちりした描写が好みの人は後期型をお求めになると良いでしょう。
まあ ニコンの画像エンジンには期待しちゃダメ。あれは富士通に丸投げという噂も。。
ニコンはRAWで撮影するのが鉄則。といっても6百万画素や12百万画素の時代ならともかく
24百万画素や36百万画素だと大変ねぇ。
ニコンのレンズってMF時代はよかったけど AFになってからはDだのGだのEだのと複雑になって
α7で使うにはマウントアダプターの適合性がややこしいことに...キヤノンのFEマウントのほうが
シグマのMC-11で使えて便利ね。
ニコンもデジタル一眼レフになったときにマウント変更すればよかったのに....