裏面照射型センサーの威力! α7IIIとコシナSWH15ミリ(初代)の組み合わせ

コシナの超広角レンズ スーパーワイドヘリア(SWH)15ミリF4.5を長年使っています。非常にシャープな描写のレンズです。
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そして とても小さい。和製ホロゴンと言われることもあります。
初代のライカLマウントです。ライカM型やベッサR、すなわちフィルムカメラで
使っていたときには何の問題もなかったのですが
フルサイズのα7やα7IIで使い出すと 少々問題が出てきました。

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上記2例は α7IIと組み合わせた作例です。左右両辺に周辺減光と
マゼンタ被りが見られます。
周辺減光はフィルムで使用しても見られるのですが
マゼンタ被りはデジタル特有のものです。

これは このレンズの後玉がフランジ面からさらにカメラ内部に
突き出しており バックフォーカス(レンズ後端と撮像面との距離)が
極端に短いことに起因しています。
撮像素子の周辺部では強い斜入光となり テレセントリック性を
求めるデジタル撮像素子との相性が悪いのです。

この問題はα7IIでは 初代のα7よりは幾分改善されてはいるのですが
まだはっきりと残っています。

そのためコシナではミラーレス機との相性を改善した新しい光学系の
SWH15ミリ III型を開発し、現在はこのIII型が売られています。

しかし 私は初代のSWH15ミリが好きだ! これをなんとか使えるようにしたい!
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さて ここで登場したのが α7RIIとそれ以降の機種に搭載された
「裏面照射型センサー」のカメラです。
裏面照射型センサーでは斜入光に対する許容度がかなり向上しており
もしかしてSWH15ミリとの相性も改善しているのではないか?
....との期待が持てたのです。

で 本日裏面照射型センサー搭載のα7IIIを知人から拝借してSWH15ミリで
撮影してみた画像が ↓ です。

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いやもう 何の問題もありません!周辺の色被りもなく
周辺減光も殆ど無視できるレベルに改善されています。


ソニーのセンサー開発技術に拍手です。




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Commented by 爽健美茶 at 2018-04-04 16:56 x
猿画堂さん こんにちは。
最初のコメントを見て新機材購入だと思いました、説明をどんどん読んでいきなんとか好きなレンズの究明さすがだと思いました メ-カ-さんもいろんな情報を集めて機能改善を図っているのですね。N・fさんも"はてな"さんもα7で難問を抱えたり 楽しまれています。
Commented by hirosalgadou at 2018-04-05 06:29
爽健美茶さん コメント有り難うございます。
カメラが進化すると 少し難点があったレンズも支障なく使えるようになって嬉しいですね。
もっとも自分の場合は 古いレンズが多いのでメーカー想定外の使い方なんですけど。
by hirosalgadou | 2018-04-03 20:56 | デジタル一眼 | Comments(2)

撮影機材好きおじさんの独り言です。


by hirosalgadou