先日品川のキヤノンギャラリーで写真展を見る機会があり そのついでにショールームにあったEOS RPを手に取ってみました。
背が低くて軽いし 35ミリF1.8との組み合わせは軽快で なかなか好印象。
で 周りのものにレンズを向けてみたのですが、あれれ・・・(-_-;)
ピントが来ません。AFが行ったり来たりで 最終的にはピンぼけ状態でシャッターが降りました。
で 縦位置にしてみると画面の撮影時に少しずれてしまったのですが、AFの測距ポイントは赤い帯と白い下地の境においてあります。この状態ではすばやくAFが合致しました。問題ありません。
つまり 横位置で撮影した場合 縦線は検出するが横線は検出しないAFの特性を持っている、ということです。
おそらくは上級機のEOS Rも同様でしょう。
横位置で風景撮影時に水平線にAFを合わせようとすると 行ったり来たりでピントが来ないかもしれません。
まあ 世の中横線のみで構成された被写体なんてのは少ないのかもしれませんが、一応このカメラのAF特性は理解しておいたほうがいいと思います。
一眼レフではもはや「縦横クロスの測距点」が当たり前になっていますがミラーレス機では必ずしもそうではない、ということですね。
手にとったのはほんの3~4分でしたが その間に2回ほどフリーズして操作を受け付けなくなったのも気になりました。電源をON/OFFして復帰しました。
ちなみに上記画像はルミックス LX100で撮影したものですがパナソニック機はコントラストAFのみなので測距点を横線のみの部分に持っていっても 問題なくAFが正確に作動しました。